今日もまた、愛子の部屋で激しいキスを重ねたあと、僕は

「この唇は誰のもの?」

そう言って何度もそのぷっくりした唇を撫でた。

「ゆうちゃんのだよ…」

次にサラサラの長い髪を撫で

「この髪は?」

「ゆうちゃんの…」

「じゃあ…」

頭から毛先まで指を滑らせ、そっとその豊かな胸に触れた。

「これは?」

「もう!ゆうちゃんに決まってるでしょ…」

あ、これはヤバい…かなり。

自分でしたことなのに、またしても理性が吹っ飛ぶ5秒前。

「よくできました」

そう言って、頭ポンポンすると、トイレ借りるよ、と部屋を出た。