高嶺の花の塩崎くんはドSでツンデレでした。


もちろん、喋りかけられたら嬉しいし、もっと仲良くなって見たいってとは思えんだけど……



それが難しくて、ちょっぴりコミュ障な私はなかなかに高難易度だったり。



なーんて、くらいことを考えていたら半分以上の人が帰ってた




「……」



『えっ、?』




帰る準備をして今から帰るという時に塩崎くんに腕を引かれた



どうしたんだろ、?




『し、塩崎くん……?』



「………なに」



『どこに行くの、?』



「………帰る」



『え?あ、今からね。』



「……」



『あ、ありがとうっ。で、でもどうして私…?』




この学校には可愛い子が沢山居るのにも関わらず、



「………あさ」



『えっ?ま、まさか気にかけて、くれてたの…?』



「……」



『ありがとう!』



「…まだ何も言ってないんだけど」



『えっ、、』



「同じ車両だからってだけ」



『そ、そうだよね……笑』




何私ってば浮かれてんの〜!!



恥ずかしい……///