あとで後悔するのが見えているのに…。





でも、今はそれよりお祭り!!




頼くんとお祭りなんて……




今夜は眠れないかも〜!





とベッドの中で悶絶しているうちにちゃんと眠れました。





お母さんに頼んで出してもらった浴衣は、高校1年の時に買ったもの。





紬と色違いの浴衣でお気に入り。





去年は着る機会なかったから、またこうして着れる機会があって喜ばしい。





「ちょっと莉子、時間平気なの?」




とお母さんの声に時計を見て驚く。