義兄の純愛~初めての恋もカラダも、エリート弁護士に教えられました~


 成人式はトラブルなく和やかに終わり、一旦家に戻って着替えてから、夕方は中学の皆でレストランに集まって同窓会をした。

 まだ二十歳を迎えていない子もいたのでお酒は控えたものの、皆で昔の思い出や近況を話して盛り上がった。久しぶりに会う仲間は、見た目は変わっていても中身は当時のままの人がほとんどで、とても楽しい。

 あっという間におひらきの時間になったあと、私たち三人は四季咲で二次会をすることにした。

 隅っこのテーブル席で、成人式が終わってもメンズスタイルのアキちゃんが私の向かい側に座っている。小夏もさすがに今夜は仕事せず、隣でお酒を飲んでまったりしている。

 三人になったので、私はようやくアキちゃんにも悩みを打ち明けた。彼も驚いていたけれど、小夏と一緒に共感したり慰めたりしてもらって、悩みは解決しなくともだいぶ気持ちがラクになった。

 その話が一段落して、私はすっかり気に入った梅酒をひと口飲む。ふぅと息をつき、目の前のアキちゃんをなんとなくじっと見つめる。

 肌は女の子みたいにきめ細かく、メイクをしていなくても瞳は大きくて綺麗。ネイルをしていないせいか、今日はグラスを持つ骨張った手に男性らしさを感じる。