「じゃあS.Roberの“S”ってなんの略か知ってる?」
「そんなの窃盗団のSだろ?」
「いいや、───僕の“S”」
「なっ…!!」
さっちゃんが仮面を取ったタイミングで、本来の公式メンバー集合。
「えー、こいつらがボクたちの偽物なの?ぜんっぜん可愛くない!ブスばっかりっ」
「寿司も握れなさそうっす!!」
「潜入任務、ご苦労だったな2人共」
真打ち登場っ!!ってやつだ。
どこから見守ってどこから飛び出したのか不明な颯、秀平、蘭さんが私たちと並んだ。
「だ、誰だてめぇら…っ!!」
ジャングルジムのてっぺんに乗っていた本郷という男は、なにか危機感を感じたようにサッと飛び降りてくる。
周りの覆面集団も警戒心バチバチ。
「残念ながら今日でこのパチモンはおしまい」
「あ”ぁ“!?どういうことだコラァ!!」
うわぁぁぁぁっ!!
キレてらっしゃるぅぅぅっ!!
とりあえず私は笑顔で受け答えをするさっちゃんの背中に隠れることにして。
「どうも、S.Roberの皐月です」
「は…?───ぐは…ァッ!!」
飛び掛かるように男の顔面、膝蹴りを食い込ませた隊長。
え、てかあなた普通に戦えるんかーーーい!!
しかも強っっ!!
とりあえずまぁ、はい、お疲れ様でした。



