皐月side
「───…ゆめ、」
懐かしかった。
夢を見ることはしょっちゅうだったけど、こんなにも楽しくて温かくて切ない夢は久しぶりだ。
キングサイズのベッド。
いつも並んで横になっているのに、なぜか違和感があった朝。
「…ミオ…、………ミオっ!?」
バッと飛び起きるように身体を起こした。
今日は土曜日。
昨日も遅くまで任務があって、僕は最後まで片付けていたから帰ったのは深夜を回っていて。
そのときスヤスヤと寝息を立てて寝ていた少女の姿が隣にない今。
たったそれだけで冷や汗のようなものが垂れる体質になってしまった。
「ミオ!ミオ…!…いない、どこ行ったの、」
テーブルに置かれている朝食。
ラップがかけられたお皿に、マグカップにはお湯で溶かすタイプの即席スープが袋のまま入っていた。
『お掛けになった電話番号は、現在電波の届かない場所に───』
電話にも出ないし…。
しんと静まり返ったマンションも久しぶりだった。
すぐに僕はパーカー1枚に、今日は太めのジーンズにブーツを合わせて玄関を飛び出した。
「───…ゆめ、」
懐かしかった。
夢を見ることはしょっちゅうだったけど、こんなにも楽しくて温かくて切ない夢は久しぶりだ。
キングサイズのベッド。
いつも並んで横になっているのに、なぜか違和感があった朝。
「…ミオ…、………ミオっ!?」
バッと飛び起きるように身体を起こした。
今日は土曜日。
昨日も遅くまで任務があって、僕は最後まで片付けていたから帰ったのは深夜を回っていて。
そのときスヤスヤと寝息を立てて寝ていた少女の姿が隣にない今。
たったそれだけで冷や汗のようなものが垂れる体質になってしまった。
「ミオ!ミオ…!…いない、どこ行ったの、」
テーブルに置かれている朝食。
ラップがかけられたお皿に、マグカップにはお湯で溶かすタイプの即席スープが袋のまま入っていた。
『お掛けになった電話番号は、現在電波の届かない場所に───』
電話にも出ないし…。
しんと静まり返ったマンションも久しぶりだった。
すぐに僕はパーカー1枚に、今日は太めのジーンズにブーツを合わせて玄関を飛び出した。



