i -アイ-愛-



【大丈夫か?】


その夜。


真翔が寝静まった頃、琥羽からメッセージが届いた。


気にかけてくれてるんだ。


一度会っただけなのに。


どうしてだろう。


どうして私なんかのことを心配してくれるんだろう。


【吐き出したいこととかがあるなら、遠慮せず送ってこいよ】


琥羽…。


琥羽は優しいな…。


すぐに暴力で支配しようとする真翔とは大違いだ。


【今日、朝からずっと優しかったの。久しぶりに目一杯愛してくれて、一緒にドラマ見たりお菓子作りしたり、ホントに楽しかったんだ。でもね、結局夜になると暴力的になって、いつもの真翔に戻っちゃった…】


遠足に行った先で先生に怒られたようなこのガッカリする気持ちを誰かに伝えたい。


分かってほしい。


【DV男の常套手段だろ。そんなの信用すんな】


琥羽から返ってきた返信は現実的なものだった。