i -アイ-愛-

「私は真翔の操り人形じゃないよ。私自身を見てよ…。どうして真翔は変わっちゃったの?」


「お前が俺から離れようとすんのがわりぃんだよ」


「真翔が私を殴るからじゃん…」


どうして私のせいになってるの…?


真翔の言ってることが分かんないよ。


「じゃあ昨日のは何?あれは俺から逃げようとしたんだろ?」


「だからあれは…っ」


フラッシュバックする昨夜の記憶。   


執拗に殴られ叩かれ蹴られた傷が疼く。


いつの間にか真翔が私の隣に腰を下ろし、真顔で見つめてくる。


「あれは誰が悪い?俺?」


…っ。


悪いのは真翔じゃん…。


膝を抱えて座り直し、そこに顔を埋める。


真翔と目を合わせたくなかった。


有無を言わせない支配的な顔を見たくなかった。