翌朝。

ピピピッ。

38℃。

「萌香、今日は、看病するからね」

「ん…だい、じょぶ。。」

「大丈夫じゃないよ?お粥食べれる?」

「ん…。」

体が重い。

しゃべるのも少しキツいのでこくこく頷くしか出来ない…。

お粥…作ってくれるのかな…初めて長谷君いや周君の料理食べるなぁ。

「はい、お粥。学校には電話しといたから」

「…どうやって…?」

「陽向さんに一緒に住んでること言ったんでしょ?」

あっ、バレてる…。

「ご、ごめんねっ」

「いーよ。それよりお粥食べれる?」