あの日の約束

耳にりっくんの息がかかる。ドキドキして固まっているとりっくんが耳元でささやいた。
「めい。好きだ」
私が何も言えず固まっていると
「めいは?」
と聞かれたので、りっくんの背中に手を回し
「りく!大好き!」
と気持ちが伝わるよう大きな声で言った。
あの頃より私達は大人になり、2人の関係もさらに甘い。