(顔面。りっくんの言った通りだな~)
昨日の会話を思い出し、逃げるのも忘れ思わず笑ってしまった。
その時、寸前のところでボールとめいの間に人影が飛び込んできて、顔面ヒットは免れた。
「たくっ!何やってんだよ、めい!」
「ありがとう。有言実行だね?」
からかうと、りっくんは私を軽く睨み、ボールを持って別の所へ走り出したが、途中で立ち止まり数回咳をして再び走り出した。
たったそれだけだったが、めいの胸にある不安がよぎった。
(りっくん、もしかして風邪?)
それからりっくんの様子を注意深く見ていたが、何事もなく試合は終わり、めい達のクラスが優勝した。
昨日の会話を思い出し、逃げるのも忘れ思わず笑ってしまった。
その時、寸前のところでボールとめいの間に人影が飛び込んできて、顔面ヒットは免れた。
「たくっ!何やってんだよ、めい!」
「ありがとう。有言実行だね?」
からかうと、りっくんは私を軽く睨み、ボールを持って別の所へ走り出したが、途中で立ち止まり数回咳をして再び走り出した。
たったそれだけだったが、めいの胸にある不安がよぎった。
(りっくん、もしかして風邪?)
それからりっくんの様子を注意深く見ていたが、何事もなく試合は終わり、めい達のクラスが優勝した。



