⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

「〜っ」


「そうそう。そうやって可愛い顔みせんのは俺だけね。わかった?」



ー…色素の薄い澄んだ瞳。


無意識にコクコクって何回も首を縦に振った。



「ふっいい子」



そのあと、何事もなかったかのように私をベットから起き上がらせ、いつものように2人で肩を並べて歩いて学校まで向かった。


その間もずっと心臓がバクバクしてて、さっきのは幻だったのか?ってぐらいに、ハルくんの顔は清々している。



私の夢……?なんて一瞬自分のことを疑ったけど、絆創膏が貼ってあるからどうやら現実みたい。


ハルくんが何かを話してるけど、私はボケーっとしてて話すら頭の中に入ってこなかった。

ただただ、「うん」と相槌を打つしか他なかった。


ハルくん……「男の子」だった。


触れられた部分がいまだにピリピリと痺れていて、魔法にかかったみたい。



学校についてからもぽわぁ〜ってしてて、何回先生に注意されたことか。