⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

まるで時間が止まったかのようにピタリとも動かない。



どうしたの…ハルくん。


「…桃」


「うん…?」


いつもより視界がおかしい。

真上からハルくんに見られてるんだもん。



「顔、真っ赤。……かわい」



!?
い、今なんて?


聞き間違いじゃなかったら「かわいい」って言わなかった?


で、でもハルくんって私にそんなこと言ったことないし…もしかしたら聞き間違いかもしれないけど。



「は、るくん。どいて…?」


上から見下ろされている恥ずかしさと、さっきまでの熱がわたしを襲う。


精一杯の声でそう言った。