⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

そうだね。

晴翔は私のことをずっと前から想ってくれてたんだよね。



不安そうな表情の晴翔に、満面の笑顔で言ってあげた。




「ー…なる!晴翔だけのお嫁さんになるよ」



「言ったな?取り消すとか言ってもぜったい逃してやんないから」


「ふふっ逃げないよ」


逃げるなんて、するわけない。

だって私には晴翔しかいないんだもん。



ずっとずーっと晴翔だけがいい。



「それよりも…さっきから丸見えなんだけど」


「えっ…?」



晴翔の視線が私の胸あたりに向けられて、やっとのことで気づく。


あ…ああ…!!



「いやぁ〜!へんたーい!」


「だけど、俺のこと好きなんでしょ?」


「うぅ…好き、だよ」


「俺も」



なんて、やっぱり晴翔は誰よりもイジワルでいつも私を振り回す。



17年目は‘幼馴染’なんかじゃない。
もうちょっと特別なー…〝恋人〟の関係。



今までも、これからも_大好きだよ。



『END』