⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

〜っ

噛まれた耳を手で押さえて、顔から湯気が出そうなほど赤くなったことは言うまでもない。



〜数十分後〜

オムライスが完成した。



「…うっま」


美味しそうにパクパク口にする晴翔。


よかったぁ…!作った甲斐があったよ。

ホッと一安心。


「あ、桃ここにケチャップついてる」


トントンっと自分の唇を指していう。


ここ、?

拭ってみたけど全然取れない。


「ちがうちがう、もうちょっと右。…もうちょい左」


えぇ〜っ全然取れないんだけど!

本当に付いてる?



1人で悶絶していると「あ〜っもう」って晴翔の長い腕が伸びてきて、私の唇に触れる。


「ったく。取るの下手くそ」



指先をペロっと舐めるその仕草がドキドキと心臓を高鳴らせる。