⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

「俺は行かないよ。2人でサッサと行きな」


「え。でもお前……桃のこと好きなんじゃねぇの?」



……今いう!?それ。

仮にも目の前にいるっていうのに。


わざわざ「保健室行く?」なんて聞いたのは、きっと晴翔なりの最大限の配慮。


すると、拓哉くんは穏やかな笑みでこう言った。



「あ〜…あれは嘘。成瀬と桃ちゃんの邪魔したくなってみちゃって」


「てへ」なんて似合わないノリ。


あ…うそ、だったの??

てっきり本当かと思ってた自分を殴りたい。




「はぁー、お前ってほんと分からないわ」


うん。拓哉くんって本当によく分からない。



「あはは!ごめんって。でも…楽しかったよ、桃ちゃん」



目を真っ直ぐに見つめてくる。