「俺は行かないよ。2人でサッサと行きな」
「え。でもお前……桃のこと好きなんじゃねぇの?」
……今いう!?それ。
仮にも目の前にいるっていうのに。
わざわざ「保健室行く?」なんて聞いたのは、きっと晴翔なりの最大限の配慮。
すると、拓哉くんは穏やかな笑みでこう言った。
「あ〜…あれは嘘。成瀬と桃ちゃんの邪魔したくなってみちゃって」
「てへ」なんて似合わないノリ。
あ…うそ、だったの??
てっきり本当かと思ってた自分を殴りたい。
「はぁー、お前ってほんと分からないわ」
うん。拓哉くんって本当によく分からない。
「あはは!ごめんって。でも…楽しかったよ、桃ちゃん」
目を真っ直ぐに見つめてくる。
「え。でもお前……桃のこと好きなんじゃねぇの?」
……今いう!?それ。
仮にも目の前にいるっていうのに。
わざわざ「保健室行く?」なんて聞いたのは、きっと晴翔なりの最大限の配慮。
すると、拓哉くんは穏やかな笑みでこう言った。
「あ〜…あれは嘘。成瀬と桃ちゃんの邪魔したくなってみちゃって」
「てへ」なんて似合わないノリ。
あ…うそ、だったの??
てっきり本当かと思ってた自分を殴りたい。
「はぁー、お前ってほんと分からないわ」
うん。拓哉くんって本当によく分からない。
「あはは!ごめんって。でも…楽しかったよ、桃ちゃん」
目を真っ直ぐに見つめてくる。



