ヒィ…‼︎

なんだか一気に怖くなってきた。


今、この空間には私しかいないから尚更。


っやだぁ。
お願いだから…やめて!



もう身体と心は限界だった。


捻った足首はあまり良く分からないけど、ちょっと腫れてるような気がする。



わたし……ここで死にたくない!

まだやりたいこといっぱいあるのに。



晴翔に好きって、ちゃんと伝えたいから_!


涙で視界が歪んでも嗚咽を含んでも、かまわず叫んだ。



「晴翔ー!助けて…!!」


必死に、精一杯の力で。


お願い……気づいてっ!



「はるとっ!!!!」



ドンドンドン!

〜っ!?!?


誰かが倉庫の扉を叩いている。


だ、だれ…?



「っ桃!いる!?」