「晴翔、なんで」
「なんで?って、どっかの誰かさんが授業始まっても来ないから心配で来たんだけど」
「っ」
「で、俺に嘘ついたでしょ?」
「え。分かって……たの?」
「当たり前。何年の付き合いだと思ってんの?」
「そ、そっか。…やっぱり晴翔には敵わないなぁ」
あはは…って笑えば、「ブス」って言われちゃった。
ムっ
いくらなんでも酷い!
睨むと、「うそうそ。桃はかわいーよ」だって。不意打ちすぎて照れた。
「それで体操着は?」
あっ…そうだった。
体操着無くなったんだ。
「やっぱり忘れちゃったみたい」
偽りの言葉。
だって、こうでもしないと気づかれちゃうから。
「なんで?って、どっかの誰かさんが授業始まっても来ないから心配で来たんだけど」
「っ」
「で、俺に嘘ついたでしょ?」
「え。分かって……たの?」
「当たり前。何年の付き合いだと思ってんの?」
「そ、そっか。…やっぱり晴翔には敵わないなぁ」
あはは…って笑えば、「ブス」って言われちゃった。
ムっ
いくらなんでも酷い!
睨むと、「うそうそ。桃はかわいーよ」だって。不意打ちすぎて照れた。
「それで体操着は?」
あっ…そうだった。
体操着無くなったんだ。
「やっぱり忘れちゃったみたい」
偽りの言葉。
だって、こうでもしないと気づかれちゃうから。



