⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

それで確信したの。


これは私の不注意なんかじゃない__

誰かがやっているって。


もしかしたら黒板のときから始まっていたのかもしれない。



私に嫌がらせをしている人がいる。



それが誰かなんて突き止める力もないし、だから嫌がらせを受けるしかなくて。


誰にも言えなかった。


不要な心配はかけたくなくて、嫌がらせされてるなんて言ったらなんだか良く分からないけど…恥ずかしいって思っちゃうから。



もしかしたら本当に私の不注意のせいなのかもしれないし。


いろいろ考えているうちにどんどん言えなくなって、平気な顔をして接するのがいっぱいいっぱいだった。



「晴翔くん!これ、お菓子作ってみたんだけど食べてくれない?」


後ろから聞こえる猫撫での声。