⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

そう思っていたけど、現実は全く違くて。



「マジなの?これって」

「いや〜まさか浅見さんがそんな人だとは思わなかった」

「大人しそうにみえて、やるべきことはやるんだな」

「ばか。大人しい奴こそそういうことすんだよ」



なんて、みんなそれぞれ言いたい放題で誰も真実を知ろうとしない。



〜っ
悔しさと怒りで涙がこぼれそうになる。


ツンと鼻の奥が痛い。



ポロっと一筋の涙が地面にこぼれたとき_



ダンッ!!!!


!?


晴翔が黒板を思い切り殴った。




普段とは違ってドス黒いオーラをまとっている。



「誰だよ…これ書いた奴誰だよ?」


声が震えているから怒っているのがすぐ分かった。



「誰だって聞いてんだよ!!!」


「は、晴翔!…っわたしは大丈夫だから」



宥めようとしたけど無意味だった。