「晴翔〜起きて」


いつも通り迎えた朝。

晴翔のお家にお迎えに行ったけど、晴翔はぐっすり眠っている様子。


むむむ…起きない。


いつもだったら率先して起きてるのに。


「はると」

そう呼んでも全く動く気配ナシ。



こうなったら……
作戦決行!!


ツンツン攻撃開始!


人差し指でほっぺ、首、お腹など様々なところをツンツンする。



鼻をやってやろうとしたとき_


グイッ


「わっ…!」



手首を掴まれて勢いよく引っ張られる。

そのまま胸元にダイブ。



いたた……!?


晴翔の目はパッチリ開いていて、私を捕らえる。