男女混合なんだもん。
他の人には見られないようにって……要望が難しすぎる。
「あー。ほんとこのまま閉じ込めて誰にも見せたくないんだけど」
ほんの少し掠れた声。
他の2人がいても躊躇ないその態度はさすがだった。
「あはは…あたしたちお邪魔みたいだなーっ!ほら、早くいくよ!」
愛莉ちゃんと裕太くんが走り去る足音が聞こえる。
たちまち2人きりになった教室。
「なんでお団子なんかしてんの?」
「あ、これは愛莉ちゃんにやってもらったの。せっかくの行事だから楽しまないと!」
「ふぅん。じゃあ、よそ見するの禁止にするから。桃は俺のことだけ見て応援して」
「当たり前だよ…!晴翔だけ応援するっ」
満足したように微笑み、わしゃわしゃと頭を撫でられた。
おかげでボサボサ。
「あーっ!せっかく綺麗にしたのにぃ」
なんて、波乱な幕開けだったー…。
他の人には見られないようにって……要望が難しすぎる。
「あー。ほんとこのまま閉じ込めて誰にも見せたくないんだけど」
ほんの少し掠れた声。
他の2人がいても躊躇ないその態度はさすがだった。
「あはは…あたしたちお邪魔みたいだなーっ!ほら、早くいくよ!」
愛莉ちゃんと裕太くんが走り去る足音が聞こえる。
たちまち2人きりになった教室。
「なんでお団子なんかしてんの?」
「あ、これは愛莉ちゃんにやってもらったの。せっかくの行事だから楽しまないと!」
「ふぅん。じゃあ、よそ見するの禁止にするから。桃は俺のことだけ見て応援して」
「当たり前だよ…!晴翔だけ応援するっ」
満足したように微笑み、わしゃわしゃと頭を撫でられた。
おかげでボサボサ。
「あーっ!せっかく綺麗にしたのにぃ」
なんて、波乱な幕開けだったー…。



