⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

「え?」


キョトンと聞くと、わたしの方をみて軽く微笑んだ。


「だってこんな可愛い彼女がいるんだもん。羨ましいよホント」



かかか可愛い…っ!?

いまさりげなく可愛いって言ったよね?


すごい…藍川くんってお世辞もサラッと言えちゃうんだ。



「あ、言っておくけどお世辞じゃないからね」って付け足されたときは、本当にビックリした。



「俺さー意外に浅見さんに興味あるんだよね」


「…っえ」


「だから、成瀬なんかやめて俺にしない?」



ジー…と見つめられる時間は異様に長くて、この世が止まった感覚。


だけど、それも一瞬で崩れた。



「ふっ…なーんて冗談だよ。まぁでも信じるか信じないかは浅見さん次第かな」


本気は嘘かわからない顔。

っっなに今の。


やけに変な感覚だった。