⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

なんって心が広い子なんだろう。


私はずーっと嫉妬ばっかりだったのに。

嫌な顔1つもしなかった。


顔も可愛くてスタイルも良くて、中身だって正直で良かった。


本当にもう勝ち目ないよ……。



2人が肩を並べて、私の後ろで日誌を書いているときだって、本当はわたしが止めなきゃいけないのにただただ時が経つのを待っているだけで、何もできなかった。



なんでか分からないけど、晴翔と目が合わないし……。



「あはは!晴翔くん面白い」


もうダメかも…
気分転換に飲み物でも買いに行こうかな。



ガタっと先を立って、教室を出ようとする。



「どこ行くの?」


やっとのことで声がかかった。


「どこって…飲み物買いに行くだけだよ」