⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

「うん。本当だよ」

一瞬怯みそうになったけど、なんとかハッキリとした口調でそう告げた。



「ふ〜ん…そっか。わたしね、晴翔くんのこと好きなの。裏でコソコソやるのも嫌だし……だから言っておくね?晴翔くんは絶対に諦めないから!」


だと思ってた。

やっぱり小暮さんは晴翔のことが好きなんだ。



こんな可愛い子に好かれるとか……最大の敵すぎるよっ。



「だから全然遠慮とかしてほしくないし、むしろ正々堂々闘いたいの!」


た、闘うって…いくらなんでもな気がする。


でもなんだか想像と違った。

もっと怖いかと思ってたけど全然そんなことなくて。


真正面から突っ込んでくれる、そんな子だった。



「ってことで、頑張ろうね」


ニコっと笑って作業に戻っていく。