⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

はぁ…ほんと、わたしって何してるんだろう。


こんな教室の端で待ってることないのに。


断然わたしなんかより小暮さんの方が彼女っぽく見えてるよね。



いきなり優しくなるんだもん…。

もうわたしには興味ないのかなぁ。


深いため息を吐きながら、2人をジッとみる。



「おーい晴翔!お前ちょっと来いよ〜」


晴翔を呼んだのは去年クラスが同じだった多田将暉くん。

あんまり話したことないけど、元気いっぱいで裕太くんをちょっと変えた感じの人。


晴翔くんが廊下に行って、小暮さんと2人きりになる。


すると、スタスタと私のところにやってきた。



「晴翔くんと付き合ってるって本当?」


普段の高い声なんかじゃない。

低くて、ちょっと威圧のある声。