花火が終わるまで沈黙だったわたしたち。
「家まで送るよ」
「…っあ、大丈夫です。1人で帰れます」
さっきのこともあって、ちょっとだけ気まずい空気が流れている。
だ、だって。
まさか先輩がそんなふうに思ってるなんて知らなかったんだもん。
私はただ…素直になんでも話せる先輩って思ってたから。
ビックリしたし、嘘かとも思った。
「さっきのは嘘じゃないからね」
ビクっ‼︎
テレパシーでも使っているのかって思ったけど、もしかしたら顔に出てたのかも。
「桃ちゃんが誰を好きかなんて見て分かるし、それが俺じゃないのも分かってる。だけどちょっとは俺のこともみて欲しい。って思うのはワガママかなー…?」
「そんなことありません!たしかにビックリはしたけど……」
告白だなんて絶対緊張したに決まってる。
「好き」その2文字を伝えるのってすっごく勇気がいるから。
「家まで送るよ」
「…っあ、大丈夫です。1人で帰れます」
さっきのこともあって、ちょっとだけ気まずい空気が流れている。
だ、だって。
まさか先輩がそんなふうに思ってるなんて知らなかったんだもん。
私はただ…素直になんでも話せる先輩って思ってたから。
ビックリしたし、嘘かとも思った。
「さっきのは嘘じゃないからね」
ビクっ‼︎
テレパシーでも使っているのかって思ったけど、もしかしたら顔に出てたのかも。
「桃ちゃんが誰を好きかなんて見て分かるし、それが俺じゃないのも分かってる。だけどちょっとは俺のこともみて欲しい。って思うのはワガママかなー…?」
「そんなことありません!たしかにビックリはしたけど……」
告白だなんて絶対緊張したに決まってる。
「好き」その2文字を伝えるのってすっごく勇気がいるから。



