何でそんなに余裕なのぉ…!


私はもう脚がプルプルしてて、歩くことさえままならない。


「速いよ…っうぅ」


「やっぱ怖いんだ?」


「気づいてたの…!?」


「そりゃあ。ビビる桃の顔見たかったけど、真っ暗で何も見えねーや」



私が怖がるの知ってて連れてきたの!?


もうー…ハルくんのバカっ。



変なお人形があちこちに置かれてあって、女な人が叫んでる声がBGMとなって流れている。


はぁ〜っもう本当に怖すぎるよ、、。



暗闇すぎて何もみえないし、他の人の声だって聞こえないんだもん。