人生勝ち組の彼が庶民を溺愛したくなる件について。〜僕を好きになってくれないのは君だけ〜

そう言うと同じ班だった彼は驚いた顔をし、



「え?自覚ないの??好きとしか思えないけど…」



と。




やはりそうなのだろうか、と考えていた。




確かに、一緒にいると楽しいし話していても楽しい。


すべての仕草において可愛いと思うし一緒にいると楽しいだけではなくドキドキする。



幼かった僕はこの感情が好きだということを素直に理解することができて、バイバイする前に伝えようとまで考えていた。