これを溺愛だとは認めない!

「たま、デザインが気に食わねえか!?」

「い、いえ……」


なんだか、気分の乗らなそうなたま。

ここのデザインは女の子に人気なんだが、たま的には苦手だったか?


「違う店に行くか?」


こくりこくりと頷いたたまに手を引かれ店を出る。


バイクの駐輪場に着いた瞬間だった。


頬を膨らませ「風!!」と叫んだたま。


「ど、どうしたー?」

「さっきのお店何よ!!」

「あ!そんなに、嫌いなデザインだったのか?」