扉を3回ノックして、スライドさせると有り得ない光景が広がっている。



何故か、ベットの上に座って話し込んでいるイケメン二人。


いや、それはいい。


ただ、問題なのはそのうちの一人が風先輩で有る事だ__


巻き込まれる。


とりあえず、教室に戻りたい。


そう思ったのに、風先輩と視線が合わさって外せない。



「たま!!!」



しかも、凄く嬉しそうな顔の風先輩。



その表情は子供みたいに無邪気に見えるが、私の事をからかっているんだから悪質だ。