これを溺愛だとは認めない!

キーンコーン
カーンコーン


なんだよ!!

ちょうど良い所で、チャイムかよ。


「教室行くか!!」

「あ、はい……」

「たまよ!ひとつだけ覚えとけ!」

「は、い」

「俺にとってたまは誰よりも可愛い!」

「は、はい!!」


たまが、肯定してくれた。

俺の言葉を信じてくれたって事なのだろうか。


プラス、たまには自分に自信を付けてやりたい。


だって、ほら!!自信の無い状態で生きるなんて辛そうじゃない?