これを溺愛だとは認めない!

「ふ、風先輩には私の気持ちなんて分からないですよ!!」


授業の始まりを知らせるチャイムが鳴り響いたと同時に、教室に帰ってしまったたま。


一人残された俺はスマホを手に取ると、咲にメッセージを送る。


〖今すぐ、体育館に来て!!〗


きっと、ここ(体育館)で何かが起こったに違いない!!!


数分後。


だるそうな顔をした咲が、体育館に入って来た。


「風。こんな所に呼び出してどうしたの?」

「なあ!たまが雅と仲良くなっちまったんだよ!!」

「ふーん。そう……」