これを溺愛だとは認めない!

HRが終わり、1時間目の授業が始まる。


何も代わり映えしない退屈な時間。


しかし、次の授業の事を考えただけで気分が滅入る。


それもそのはずで、次の授業は体育。


体育の授業って物は、ボッチには厳しさを感じる時が多い。


あっという間に、1時間目の授業が終わり体育館の中に有る更衣室に向かい歩いた。


「ちょっと、環さん!一緒に行こうよ!!」


そんな私に話し掛けて来たのは、雅で横になって歩く形になってしまった。


「あ、あの……」