これを溺愛だとは認めない!

服を着替えると、慌てて、スーパーに向かった。

自分の弁当なら適当で良い。

しかし、風先輩に弁当を作るのなら気合いを入れなきゃいけない__


とりあえず、色んな商品をカゴに入れて行く。


肉、魚、野菜、卵。


これだけ買えば、彩りの綺麗な弁当が作れる。


きっと、風先輩が喜んでくれるようなお弁当が作れる。


スーパーの帰り道。

裏道に入ると真っ暗で怖い。


スマホを確認すると、風先輩からメッセージが届いている。