これを溺愛だとは認めない!

直ぐに風先輩からの返事が帰ってきて、内容を確認する。


〖何もしてないから気にすんな!
と、いうか何故謝る?〗


怒ってない?


でも、嫌われたくない恐怖心は増していくばかりで心が落ち着かない。


〖い、え。既読になっていたのに、返事が来なかったから私なんかしたかと不安になって……〗


〖ごめん!まだ、咲と居て。ちょっと、真面目な話になっちゃって!〗


なんだ。

返すタイミングが無かっただけなんだ__


余計な事を考えないように、ベッドに転がって音楽を聞く。


咲先輩と話しているから、返事はなかなか帰ってこないだろう。