乳白色のお風呂に浸かり、夜ご飯を済ませるとスマホと睨めっこ。


猫のスマホカバーを見ているだけで、幸福感を感じる事が出来る。


「私の宝物……」


結構良い時間になったから風先輩に連絡をしたい__


思い出したのは、喫茶店でした風先輩との約束事。

それは、風先輩を呼び捨てにする事。



本人を目の前にすると緊張してしまうから、メッセージのやり取りの中で慣れて行くと決めた。


ゴクリと唾を飲み込むと、風先輩に送るメッセージを制作し始める。