これを溺愛だとは認めない!

ゲーセンに入ると、子供のようにピュアな瞳で周りを見渡すたま。


可愛い。可愛い過ぎる。


たまの気に入る景品が有ったら、片っ端から取ってたまをビビらせてやる。


そんな事を考えていたら、黒猫の大きなぬいぐるみを見ているたま。

これは、さりげなくプレゼントをしたら喜ぶに間違いない__


「たま!これ、欲しいのか?」

「あ、でも、バイクだから……持って帰れないですよ、ね?」


欲しいんだな!!!


「そんな事気にすんな!」