これを溺愛だとは認めない!

「とりあえず、席に座ってゆっくりするぞ!!」

「あ、はい……」


席に座ると眉を八の字ににして、ジュースをチビチビ飲むたま。


小動物みたいな行動が可愛い。


「たま!ジュースお代わりいるか……?」

「あ、お願いいたします……」

「何飲む?」

「同じので……」


また、バナナジュースか。


たまは、バナナジュースが大好物と心の中にメモをした後、マスターを呼び注文を済ませる。


しかし、小さな疑問が頭に浮かぶ。