喫茶店、喫茶店。


そんな所有ったっけと焦ったが、直ぐに見付かった。

ひっそりとした雰囲気の小さな喫茶店。


たまは注目される事が苦手らしい。


だから、俺を見て騒ぐ様な人種が居ない事を願いながら喫茶店の扉を開く。


直ぐに、隅っこの席に座っているたまを見付けて近付いた。


放課後にたまと会えるだけで幸せ__


しかも、このシュチュエーションはデートみたいだ。


そう考えたら、テンションが上がる。