ゲーセンの雰囲気を楽しみながら、店内を歩き回る。


クレーンゲームが大量に有り、中には様々な景品が並べられている。


中でも目に止まったのは、黒猫の大きなぬいぐるみ。


「たま!これ、欲しいのか?」


可愛いと思ったんだ__


「あ、でも、バイクだから……持って帰れないですよ、ね?」

「そんな事気にすんな!」


そう言うと、私の欲しかったぬいぐるみを取ろうとする風先輩。


□□□
30分後__