これを溺愛だとは認めない!

「お、お腹壊したわけじゃ無いですから!!」


咲先輩に聞かれたらどうするの。もう!!

って、私は咲先輩の事が好きなんだろうか__


そう思った瞬間だった。


視界に入ったのは、咲先輩と話している雅とその友達。


なんだか、自分の居場所を奪われたかのような気分になり酷く落ち込んでしまう。


て、だよね。

そうだよね。

確かに、雅に嫌な事を言われた時に咲先輩が助けてくれた。


でも、今は普通に喋っている。