これを溺愛だとは認めない!

強烈なパンチを喰らった気分だ。


やっぱり、イケメンは緊張するのか?

俺、どうしたらいい?


キーンコーンカーンコン。


「あ、今日はありがとうございました!!
掃除だから、急ぎますね……」


チャイムの音が響き渡ったと同時に、屋上を後にしたたま。

幸せな時間は終了となってしまった。


「おお!」


イケメンは緊張の原因。


まさか、イケメンで有る事が悩みになるなんて思いもしなかった。