そりゃあ、イケメンは嫌いじゃないがあんまり整っている人は__


自分には合わない気がする。


「イケメンは緊張するから……、落ち付かないイメージですね。

性格が合えば……、良いかな……」


掃除タイムを知らせるチャイムが鳴り響き、地面から立ち上がる。


「あ、今日はありがとうございました!!
掃除だから、急ぎますね……」

「おお!」


屋上のドアを開けて、軽い足取りで階段を下る。