これを溺愛だとは認めない!

分からない__

私これじゃつまらない奴だ__


なにか話さなきゃ!!


そう考えた瞬間だった__


「幸せな時間だな……」


少し焦ったが、風先輩は私との時間を幸せだと感じてくれているらしい。

それを聞いただけで、私も同じ気持ちになれた。


「はい……」


無言の時間を風先輩は受け入れてくれている。


そう思うんだが、長い無言の時間に慣れない。


なんか、話した方が良い事は理解出来るが話題が見付からない。