横たわった二人は、対面すると、両手を絡め合って過ごしていた。
「リュウちゃん」
「ミサ……」
浴衣を脱ぎ捨ててしまっているリュウセイ。
改めて見る彼のしなやかで無駄のない筋肉をまとった体躯に、ミサの心臓がドキンと跳ねた。
抱き寄せられ、汗でしっとりと濡れた肌同士が張り付きあった。
「あ……」
「何度だって言うが、ミサ、すごく綺麗だ」
二人は唇を重ね合う。
「さっきも言ったが、お前が来てくれないんじゃないかって不安だった」
熱のこもった吐息の後、彼にそんな風に言われ、ミサは落ち着かない。
再び、先日以上に優しいキスを繰り返された。
(今日だけでもう何回目だろう)
もう夜もふけてしまっている。
「リュウちゃん……」
しばらくキスを繰り返した。
「何度愛しても抱き足りない。ミサ、大好きだよ……」
「リュウちゃん……」
先ほど以上に激しく求められる。
その晩、豪奢な部屋の中で、二人は愛を確かめ合ったのだった。


