拝啓、天国にいるだろう、お母さん。

 私はあなたが愛した人のせいで、たった一日で七人もの兄弟を得ました。

 私、本当に大丈夫なの? この家で、うまくやっていけるの……?

 私は考え込むけど、でも。やっぱり不安しかない。だからお母さん、どうか見守っていてください。

 私は一人そう静かに、天国のお母さんに報告した。