午前中の吸入は、肋骨の痛みが、絶頂を達するのではないかと思った。 だって、私の吸入が穏やかに終わったことなんて、一度もないんだから。 吸入で咳き込むから、その度に肋骨に激痛が走る。 幸いにも、吸入を担当してくれたのが、看護師さんで無理強いはされなかったから、その度に機械を止めてくれた。 今までの先生たちとは大違いで、ホッとした。