晴れた日は図書室へ。
その日、すごく晴れていた。
カーテンを閉めても日の光が漏れていた。
もう少し寝ていたかったが、朝ごはん、お弁当、準備などやることがあった。
なんで私が…理由はわかっていながらもそんなことを考えつつ重くなった体を起こした。
急いで着替えをし、顔を洗い髪を溶かした。
正直すごく絡まって痛かったが、そんなことを考える余裕はなかった。
家はお父さんと私の二人。
いや〝お父さん〟と呼べる状態ではない。
と言うか呼びたくなかった。
ギシッと足音がした。
反射的に振り向くとお父さんだった。
少しこわばり、顔がひきつりそうだったが、笑顔を作り
「朝ごはん作ったよ。」
最後に「お父さん」と言う言葉が出なかった。
だけど、伝わっていたようで唸り声のような返事をした。
急いでお弁当を鞄に詰めて家を出た。
「いってきます。」と言ったが聞こえるはずもなく返事ももちろんなかった。
*
学校について授業も何気にこなし、いつの間にか昼休みになっていた。
お昼ごはんを食べ、自分の必ず行く場所に行った。それは図書室だ。
小学生の時から自分の居場所。あの時のことはもう思い出したくもない。
その日、すごく晴れていた。
カーテンを閉めても日の光が漏れていた。
もう少し寝ていたかったが、朝ごはん、お弁当、準備などやることがあった。
なんで私が…理由はわかっていながらもそんなことを考えつつ重くなった体を起こした。
急いで着替えをし、顔を洗い髪を溶かした。
正直すごく絡まって痛かったが、そんなことを考える余裕はなかった。
家はお父さんと私の二人。
いや〝お父さん〟と呼べる状態ではない。
と言うか呼びたくなかった。
ギシッと足音がした。
反射的に振り向くとお父さんだった。
少しこわばり、顔がひきつりそうだったが、笑顔を作り
「朝ごはん作ったよ。」
最後に「お父さん」と言う言葉が出なかった。
だけど、伝わっていたようで唸り声のような返事をした。
急いでお弁当を鞄に詰めて家を出た。
「いってきます。」と言ったが聞こえるはずもなく返事ももちろんなかった。
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学校について授業も何気にこなし、いつの間にか昼休みになっていた。
お昼ごはんを食べ、自分の必ず行く場所に行った。それは図書室だ。
小学生の時から自分の居場所。あの時のことはもう思い出したくもない。