それにしても瑠衣くん。出会ってまだ1時間。いや2時間ぐらいの人と同居をしようと思う時点で、やっぱり色々とぶっ飛んでるよ。うん。 そんなことを考えながらものすごいスピードで書類の山をかたずけている瑠衣くんのことを横から見つめた。 さっきまでのふにゃけた笑顔と優しさや温度は瞳から消え、冷たく淡々としたした表情。無言で手だけを動かしている。 母性本能がくすぐられたあの少年と本当に同一人物なのかと疑いたくなるようなそのまなざしに、あぁ、いつもの瑠衣くんだと思った。